茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

困難を抱えるひとの希望となる生き方がしたい

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soar活動説明会に行ってきました!

いきなりこのタイトルでなんのこっちゃという感じですけども。

例のLCCに乗って東京まで行った目的は、私が個人的に応援をしているWebメディア・soarの活動説明会でした!

Webを読んでいるだけでは知り得なかったsoarのビジョンやチャレンジを聴き、参加者の方と意見交換をしたり、オシャンティな空間での語らいの場でした。

soarは、「人の可能性が広がる瞬間を捉えるウェブメディア」です。

この一行だけではどんなWebメディアかちょっとふわっとしています。お話でも、サイトでも、「可能性」という言葉がたくさん出てきます。soarが「可能性」をフィーチャーすることで何が生まれるのでしょうか。

関わりたいの?

今回先に結論(私の感想)を書きます。
書いていて何故か目元が熱くなっています。思い出すだけで、実際この記事には目元を熱くさせられるようなことが書けていないのですが。

私は「発達障害の当事者」というスタンスで参加しました。

最初に申込んだときは「soarになにかしら関わりたい!」という気持ちでしたが、あれそうじゃないぞ、私のやるべきことはコレジャナイ、段々と疑問符が浮かぶようになります。

それでもってお話をきいたりした感想が 「私は同じ困難を抱えた人の希望となりたい」=「soarに載りたい!」 でした。なんじゃそりゃ!な感じですが、この話をsoarのスタッフの方にしたら「生きるモチベーションになってもらえて嬉しい」との言葉をいただいてストンと落ちました。

実際、説明会(2月の頭)に言ってだいぶ時間がたちますが、ダークサイドな思考に向いたら「soarさんに載るような生き方ができているか?」と自分に問いかけます。

残念ながら、私には可能性を届ける「手段」がまだ見いだせていません。いま全力で探している。得意なものがない発達障害者だから。

なぜsoarが大好きになったのかがわかり、付き合い方もわかりました。できることは少額の寄付と感想をツイートすることです。どうか多くの人に届きますように。

こんな記事も書きました!

skgm26.hatenablog.com

soarのはなし

この説明会でのことを少しでも多くのひとと共有してほしいというsoarの想いから、教えてもらったことを少しだけお伝えします。

ただし、私がきちんと理解しているかどうかと言ったところなので、もっと知りたいと思った方は、是非がんばって東京まで足を運んで活動説明会を聞いてほしいです。定期的に開かれているそうです!

soarのビジョンとはこれです。

私たちはこの活動を通して、生まれ育った環境や自身が抱える困難によらず、「誰もが自分の可能性活かして生きる未来」をつくります。

具体的なメインの活動は、「困難を抱えているひと」をWebメディアでサポートするということ。下の図のような、「困難を抱えているひと」と「サポートするひと」との「媒介者」になりたいというスタンスで、soarは生まれました。

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代表の工藤さんは、ご自身の体験を通し「困難に直面した時に『知らない』ということが人生に大きく左右されてしまう」ということを話されていました。そこで、誰でも無料で情報を得ることができるWebのちからを使うことに。

  • 家から出ることができないひとに、はげましを届ける
  • 生き活きと生きるための、必要なサポート情報を届ける

この2つのギフトの重要なところが「課題や困難だけではなく、希望を伝えたい」というところです。その希望は、人が持つ「可能性」のなかにあるのです。

困難を乗り越えていける可能性、助けを得ることができる可能性、似た困難を抱える人の想いに触れる可能性、強みを活かして生きる可能性……soarの記事には、そんな可能性を持つのストーリーがたくさん掲載されています。

可能性がひとをつなぎ、多様な生き方が認められる社会であってほしい。 そんな願いを持つ人達のためのプラットフォームとして、広さと深さを目指す。

soarが取り扱うテーマについて、どことも競わず、ゆっくり丁寧に取材すること、あらゆるテーマで情報やストーリーを網羅していくデータベースとしてメディアを成長させていく、というチャレンジをしていく!とのことです。

実際のところ、病名や障害名を検索してのアクセスが増加しているそうです。中には、「死を乗り越える」といった名前のつかない悩みも……どんな困難を抱えていても、soarがその人を受け止めるクッションとなる、とセッションは締めくくられていました。