私がsoarの寄付会員になった理由
Webメディアの 「soar」 の寄付会員になりました。
「soar(ソア)」は、 人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく活動です。様々なかたちで発信していくことで、同じ願いを持つ人たちが集う場を生み出します。誰もが自分の持つ可能性を活かして生きていける未来を願って。
社会におけるさまざまな「マイノリティ」、言い方が悪いですが「こまっているひと」。その当事者やサポートをしているひとで、自分の可能性を信じ、社会を心地よくするために活動されている方々を紹介するサイトです。
最近ツイッターでも記事を紹介しておりまして、私、回し者……?!みたいになっております。そんな私も何かしら力になれないかと、少額ですが、寄付会員になりました。今回はその話をします。
希望を与えてくれるサイト
私はまちづくりや社会の課題解決への活動をすること自体には、さほど興味はありません。はっきり申し上げまして、自分が生きていくことで精一杯だからです。
とはいうものの、本当に恐縮なのですが、自閉症や発達障害を持ったお子さんを育てられているお知り合いに、過去(学校生活)のことなど、自分のことをお話したりすることがあります。そしてときどき「就労している姿に希望を見出してるよ」という言葉をいただいています。
凡人未満ができることを頑張ってやってるということが、誰かにとってのささやかな希望となるのは、うれしいことです。
soarは、「(私も読むまで知ることがなかった)こういう問題があって、それに向き合っている人がいる」と、もっと視野を広げ、もっと大きな希望を与えてくれるサイトなのです。
はじめて読んだ記事
soarさんの記事で、一番最初に読んだのがコレです。
大人の発達障害に苦しむ人をサポートしたい。障害に気づいたことで、自分の特性を活かす働き方を見つけた岩本友規さん
なにより印象的で、うれしく感動したのが、この記事の聞き手である江口さんの、インタビュイーに寄り添ったやさしい眼差しの文章でした。発達障害のご家族がいらっしゃるそうです。
この手の発達障害者の成功談は、得意なものを見つけたひとの話やないか!と思ってしまうのですが、そう思わせない方向に持っていくところがうまい、というより、インタビュアー自身の体験や頭を使って考え、伝えたいという力。
初見で、とってもメッセージを送りたくなる衝動に駆られました。
soarの記事の秘訣
社会問題は、まず、伝えて、知ってもらう事が重要です。
よくWeb上の記事で、「こういうひとがいる」「こういう問題がある」「こんなことに傷ついているひとがいる」というのを見かけますが、「こういう現実があります」で締めくくられて、モヤっとすることはないでしょうか。(そこで、議論になることは、別の話なので、本稿では置いておきます。)
soarの記事を読んでいると、フォーカスされている問題自身と、インタビュイーを含む登場人物に思いを馳せることができます。問題を置きっぱなしにせず、登場人物を通して、可能性と、希望を見出しています。
出している結論が必ずしも最適解ではないかもしれません。それでも、多少なりとも困りごとを抱えている者としては、チョットだけ自分に寄せることができて、勇気がもらえるのです。
ツイッターである「秘訣」があることを見つけましたので、紹介したツイートを貼っておきます。
soarさんのインタビュアーの寄り添い方のひみつをみたよ。→soarの記事のパワーとsoarで書くこと/倉本祐美加(ライター)#soar応援|soar 2nd anniversary|note(ノート) https://t.co/IEu2xOda1M
— 茶鏡あや (@skgm26) 2017年12月18日
おわりに
私が伝えられていることは、たぶん、soarの表面的なところだけなので、まずはひとつ記事を読んで、感じてみてほしいです。
今の経済状況で寄付会員をいつまで続けられるか見えないのですが、可能な限り続けます。
いちど東京に出向いてイベントに参加できたらいいな〜