Webに興味関心が薄くなっていってるのだが
Webを生業にしているのに…。
悲しいタイトルですがこれは私の中で起こっている本当のことです。
Webを生業にしている方々は作ることは言わずもがな、新しい技術とかも大好きだし、キラキラしてるし、本来そうであってほしいものですが、私のように そうでない人もいる と言いたいのです。
2017年ぽくないですが、カンプの再現に必死になってたら、いつのまにやら新しいことに目が向かなくなってしまっていました。昔はCSSだけでドラえもん書けるの見たりAngularさわってみたりしてすごーい!とか思ってたんですけどね。
この近年の興味関心が薄くなってきてる感をお伝えすべく筆を執ります。
同じ症状(?)のひと、いるかな。
本買った
2017年、現在Webを取り巻くキーワードがたくさん増えました。さーてこれ一体何のことで何に使うんやろう…。
ということで「Webサイト、これからどうなるの?」という本を買いました。
Webサイト、これからどうなるの? キーワードから探るWeb制作の未来像
- 作者: こもりまさあき,栄前田勝太郎,坂上北斗,塚口祐司,前川昌幸,松田直樹
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本はいわゆる「わかりみ」のための本で、気になるけどようわからへんキーワードを3行+解説で教えてくれます。聞いたことあるけど…をある程度解消してくれて、深掘りしたかったら、他の本読んでね!と。技術からマーケティングまで広く網羅しているのでとても有用な本でした。
自分の中の「わかりみ」だけではなく、人にきちんと自分の理解を説明できないと意味がありませんが、さらっと読んだだけでもこういうことか〜!と少し不安が払拭されますよ。
できるにこしたことはない、けど
「HTMLとCSS(PostCSSとか)とJS(Reactとか)でSPAの設計ができたらいーんじゃない?」
はいそーですね。いつ作るねん。
「ウチではBabelを使うので生のJSは書かないでくださいね」
はいそーですか。ES2016ってなんぞ?
要件によって違う、というのは当たり前の話ですが、よく言われる「Webデザイナーなんだから○○ぐらいできなきゃダメ」というのはかなり萎えさせられる言葉です。正直現場によってスタンスが異なるのだから知ったこっちゃないです。
最近共感したブログ記事があるので紹介します。記事の内容はここでは説明しませんが、そうそう、人それぞれ、なんですよ。
もちろんフルスタックは強いし、技術やマーケティングを自分の手でハンドリングできなくても、知っているだけで自分の引き出しが増えるのだっていいことです。でもあくまで、できるにこしたことはない。こしたことはない、んです。
今はWeb制作一つに何が必要かが見えにくくなっている
いろいろ話しましたが、私の興味関心が減ってしまっているのは、Web制作一つとって、必要なスキルセットの選択肢が多すぎて見えにくいからだな〜と思いました。
当たり前ともいえますが、これまで、というか今も続いている「サイトを作る」ことにとどまらず「サイトというかサービスやアプリを通して何がしたいか」が大切で、その目的を達成するのに当たって必要な技術(スキル)を選びます。もしかしたらフェーズによっては当たり前じゃないのかも。チームプレイのときはそのチームの事情というものがあるからです。
サイト制作でできることが増えて、パンフレットのようなものから、ひとつのサービスやアプリ(といったら語弊があるかな)を作る仕事に変わってきているから、必要なスキルセットの選択肢がどんどん増えていってて、なおかつ高度になっていってるから、必要なものが見えにくくなっている。
そのなかで、自分がどこ(会社とか、地域とか)で、「やりたいこと、どうかかわるか」でつけるべきスキルを決めている人は、強いと思います。
動機があれば選択肢が多くても怖くない。もちろんこれがすごいからいつか使ってみたい!も大事な動機です。
といった感じです。
私は今の会社で仕事を任せてもらえるように、Webやデザインを基礎から勉強中でございますよ!
がんばって興味関心を取り戻してモチベーションをあげるぞ〜…。