ロゴタイプとキャラクターの関係
いつぶりかわからないくらい久しぶりにブログを更新しましたよ! こーんにちはー!Say!(こーんにちはー!)
いろいろありましたがとりあえず、今回は私がデザインについて、軽くやらかした話を書きますね。
ショップさまのロゴ作った!
夏休…いや失業中に、ショップさまのロゴを制作させていただきました!詳しくは私のWebサイトをご覧ください!
カーDIYショップ ピカイチさんのロゴを制作しました。 - skgm26.com
なお、この記事は「ロゴ制作についてブログに書いてもいいよ」というピカイチさまの許可を得て制作しています。
ありがとうございます!カーDIYショップ ピカイチさまのサイトはこちら!
ロゴタイプとキャラクターの関係
結論から先にいうと、通常「ロゴタイプとキャラクターは別々に作る」ものです。
たとえば、GitHubにはキャラクター(Octocat)がおりますが、キャラを模した「マーク」はあってもロゴの一部ではありません。
参考:GitHub Logos and Usage
それに気づいたのは、制作したロゴを納品したときにこんなことを訊かれたときです。
「このロゴ、キャラクターのみで使ってもいいですか?」
ぎゃあああああああああああああ!
納品時に簡単なレギュレーションを作成しており「キャラのみの使用は不可」としていたのですが、レギュレーション自体が作家的なワガママと取られてしまい話が通じませんでした。結局「普通のキャラクターに比べると、しんどいと思いますけどどうぞ」としました。
さあ、みなさん、前々節のロゴの、文字を手で覆い隠してみて、キャラクター(全身)の単体の姿をチェックしてみてください。
ちょっと弱いと思いませんか。
ロゴタイプがなかったら成立しない、キャラクターはロゴありきで作ってしまっていたのです。
ロゴタイプありきのキャラクター
ヒアリング時に出していただいた、お客様作の手書きのラフをもとに進められ、キャラクターは必ず入れてほしいという要望がありました。 手書きのラフは、こんな感じです。(勝手に出せないので、これは私がざっくり書き起こしたものです)
この中に色指定などもありましたが、商品発送用の箱に印刷したいという要件があったためガン無視し、不要な情報を外します。
制作するときは、ロゴタイプとキャラクターは別々に作成しており、ロゴタイプとキャラクターを複数組み合わせラフを出して草案を決定していました。書体とキャラクターの組み合わせですね。
キャラクター作成の跡。
で、草案が決まり合体する(笑)段階で、キャラクターが絵文字のごとく、ロゴタイプと完全に一体化するように調整をかけてしまっていた のです。手書きラフ通り、ロゴタイプとキャラが馴染み自然に見える(当初の要件には「手書きで」というのがあった)よう、ロゴタイプとキャラクターの住む世界を同じにする、という意図だったのですが……
いえ、そもそも、ヒアリングで「キャラクターだけで使用されますか?」と聞かなかった のが問題です。
気づいたこと
今回のことでロゴとキャラクター制作についていろいろ気づきました。
- ロゴの使い方についても、細かくヒアリングしよう
- キャラクターも作るときは、単体で成立するように作りこもう
- キャラクターはイラストレーションなので、それに見合う制作費を頂戴しよう
- ほかのロゴ、キャラクター(とくに使い方)も参考にして見てみよう
- レギュレーションを制定するなら、きちんと説明しよう
ロゴ制作は、要件・課題プラス、ビジネスについてお伺いしたお話から、立てたコンセプトに沿って作成したのは良かったのですが、使い方といいますか、ロゴとキャラクターの関係 についてはだいぶ認識が甘かったです。ロゴとキャラクターがセットというのは完全に私の認識誤りです。
いつか「キャラクターが絵文字っぽいからちゃんと制作して」というご依頼があればリベンジさせていただきたいものです。