茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

何がしたいのかわからないクリエイターはブログを書こう

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おまいう!と言われそうですが、事実、「デザイナーになりたいけどほにゃほにゃ」といったクリエイターはいらっしゃいまして、そういった方々に「ブログを書いて発信すること」をおすすめしたいと思います。

このブログ、「ほぼ週間茶鏡新聞」となっておりますが、事実、私はWebメディアや表現については、思春期のときに黎明期だった「ほぼ日」の影響を受けまくっております。

ブログを書く目的

関心事や勉強したこと、それについて思ったことや考えたことを、表明し、アーカイブすることです。

  • 書くために、自分がなにを考えているか整理する
  • 考え方を知り、それをひとに伝える
  • 人となりが見える
  • 新しい可能性につながるかも

ブランドのマーケティングのためにブログを書かれている方もいらっしゃいますが、個人のブログで最初の一歩が上記です。

自分がクリエイターで何がしたいのかわからない人は、まず「関心事」についての考えを表明することから始めます。関心事が 「問題意識」になっていくと、何を強みに活動するクリエイターなのかが見えてきます。(私は見えてません。)

書く題材

ぶっちゃけなんでもいいとおもいます。が、1記事をひとつひとつ大切に書いてください。ブログは書籍など1冊でまとまって成立するものではなく、記事がそれぞれ独り歩きします。

題材についての事実、のみではなく、自分が思ったことや考えたことを入れましょう。なぜならそれが「オリジナル記事」たりえるものだからです。

関心事を誰かに伝えるのは勇気が要りますが、ひとに伝えてもいい関心事は、自分の活動の方針となりうる可能性も秘めているのです。

また「どんなひとに届けたいか」ということも意識するとより良い記事ができます。
それは、同業者であるのか、自分のお客様となりうるひとなのか、自分とおなじ問題を抱えている人なのか、など。書く題材の方向性も見えてきますね。

「文章」にして書こう

言葉は表現の基本的なツールです。
センテンスではなくて、200文字ぐらいでも 「文章」にしてください。

なぜかというと、クリエイターは自分の作品や表現を、言葉で論理建てて「説明」することが求められます。この表現はどういう意図を持ったものなのか、などなど。職能にしたいのならば必須です。

感性を共有することはなかなか難しい作業です。
共感でコミュニケーションすることも大事ですが、論で理解してもらうということも大事なことです。

マメに書こう

考えを発信し、アーカイブするのが目的ですので、1年に1回とかでは意味がないですし、最終更新が1年前とかだとがっかりします。

Webサイトは更新がマメであればあるほど良いのと同じで、ブログもマメに更新しましょう。
Web上には日々たくさんの新鮮なコンテンツが生まれています。負けないように、記事の情報の鮮度を保ちましょう。

定期的に文章を書くことは、頭の体操になります。
お友達と一緒に競ってやるのも有効です。私はそういうコミュニティに入ったおかげでほぼ週1回の更新をしています。

宣伝しよう

SNSは宣伝をするためのツールです。
SNSは人が集まっている広場みたいなものですから、そこに参加しているのならば宣伝しないのはもったいないです。
思わぬ人が、見てくれるかもしれません。

また、noteはてなブログなどのサービスを利用してブログを開設し、プラットフォームの力を頼るのもありです。
私はたまにはてなブログさんのツイッターで紹介されることがあります。

検索から見つけてもらいたい(ex:困りごとを解決するブログ)あれば、当然SEO対策もするべきですが、ここでは書きません。SEOについての参考:よしぱんWebデザインさんの「WordCamp Kyoto 2017登壇『のんびり更新でアクセスを伸ばす方法』

まとめ

  • 関心事・問題意識をアーカイブしよう
  • どんな題材でも、自分の考えたことを「文章」にして届けよう
  • 1記事を大切に書こう
  • マメに書いて、宣伝しよう

ブログは「ひとつの題材に対してまとまった記事を作れる」「アーカイブできる」のが強みです。情報の鮮度も大切ですが、過去の記事を読み返してみて、過去の自分に教えられたりすることもあります。

人の考えは、変わらないところもあるし、変化していくところもあります。 そういう考えの変遷をまとめて見られるのも、ブログの面白い所だったりします。

Tell me your think and feel.