茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

フリーランスになりましたので、いまの思いとか。

フリーランスになりました。

気づいたら3ヶ月ぶりのブログの更新となっていました。

フリーランスのデザイナー・画家として活動することにしました。

今年の春前に、前職の会社を健康問題で「常勤はもう無理だから外注になりなさい」と退職を促され4月に退社、フリーランスのデザイナー・画家として活動を始めることにしました。

いま、事業のブランディングについて考えることを始めていて、情報発信をどうするかを考え始める前に、いまの思いをブログに綴ります。完全に営業妨害になっているエントリになりそうですが…やっとブログに認められるほど気持ちに整理がついてきたのではないかと。

最初に言っておきますが、これを読んだら「今からでもいいから廃業して就職先を探せ」と言われそうです。
1年前は全然考えられなかったのですが、どうしてでしょうね。

できることはなに?

ざっくりしていますがこんな感じです。7月に開いた絵画個展について話したスライドより。

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「デザイン業」(主に左上)と「画業」(主に右下)の2軸で活動をしていきたいと思っています。もっと詳しくは別のエントリで書きます!

背景

年齢の壁

いろいろなところで「この年齢で、この実力では、どこへも就職できない」と言われました。
たぶん見る人が見れば、何もかも中途半端なので、正直なところ、今どこかに就職しようとなると、例えば工場とか、なにがしかのパートのおばさんしか浮かばないのが現実です。

組織に順応するコスト

前職の会社で仕事は真面目にやっているつもりでしたが、適応できず、気づいたら10kg以上太っていました。アルバイトも含めて振り返ってみると、組織への適応にものすごくエネルギーを必要としていました。
また、これは勤続年数や実力の問題なのですが、転職するごとに「自分の裁量でできる範囲」が狭くなっていることもつまらないなと感じるようになりました。

フリーランスはすべてが自己責任です。はじめはそのことにビビりもしましたが、組織に順応するコストと天秤にかけたら、順応の方が難しいのではと判断したのです。

「働き方」の選択肢としてフリーランスを選ぶ

退職を促されたとき、デジハリでやっていた、フリーランスセミナーに行ったのもすごく大きかったです。

あれが必要で、これが必要で、教えてもらって、なにより「働き方」の一つの選択としてフリーランスを選ぶことができる、ということに、背中を押されました。あれに出会えていなかったらもしかしたらフリーランスを選ばなかったかもしれません。

セミナーとは関係ないですがこの本も良かったです。

会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本

会社に雇われずにフリーで働く! と決めたら読む本

ただ家族の反対にはあいました。「甘い」とか「夢見てる」とか、ボロクソに言われました。

フリーランスでの活動

画業との兼ね合い、2度めの個展

実は、知人の作家さんの展示を見に行ったギャラリーから、個展のオファーを頂いたのですが、その当時私は勤め人で、時間があったのに何も準備ができていませんでした。一方、ギャラリー店長さんも「なんで声かけたんやろう…」と思っていたらしく、今年の4月に会社を辞めたという報告をすると、「これでつながったわ!」と合点がいったそうです。

そして、フリーランスになって最初の仕事が個展、となりました。画業はずっと趣味とか言っていて、いまもそれに近いのですが、もっと真面目に取り組みたいという気持ちがありました。

デザイナーの仕事

仕事をしていて実践するのはなかなか難しいのですが、お客様と課題の本質を知り、解決のための最適解を探るのがデザイナーの仕事です。(持論ですが) たとえば、私に直接来たご依頼は、名刺一枚でもヒアリングをします。名刺であればどんなふうに見られたいか?どういう活動をどういう思いでしていくのか?も聞きます。

昔在籍していた会社の社長から「お客様によりそう仕事が得意なんじゃないの」と言われたことがあります。それはイエスマンになるのではなく、これならできる、とか、もっといい方法がある、と、一緒に考えかつ提案できること、と思っています。もっともっというと自分にしかできない表現を提案していきたいです。

表現で他者に影響を与える

画業、イラスト、ブログの執筆、デザイン、何でも当てはまるのですが、「表現」をすることに可能性というか、それでしか他者とコミュニケーションが取れず、生きる術だった私は、それを専門領域としてやっていこうと決めました。それが19歳で高専情報科を辞めたときです。

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こちらもスライドより。

デザインをやらせてもらえる機会に恵まれず、実装やサポートに回ったり、寄り道もしましたが、長くは続かなかったもののようやく仕事にするチャンスが来て、今、一人で荒野に放り出されております。(笑)

事業として、デザインと画業をどう位置づけ、言語化していくかは、取り組み中。できるだけ早く決めたいです。

いまどうしてる?(2019年8月)

個展が終わり個展ロスになった上、大した営業活動や情報発信をしていないので仕事がなく、金銭的には厳しいです。設備投資もままならない状況です。でもそれは仕事が取れない自分の責任なのです。アルバイトをしようと思っています。

このヒマな間に勉強と、事業ブランディングを考えたほうがいいなと思い、毎日時間をとって取り組むことにしています。

また、廃人にならんようにnoteで日報をつけております。

お粗末さまでございました。