茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

ハッタツソン2019に参加してきた

サボっててすみません

久しぶりのブログ更新です。すいません、サボってて。勤めていた会社を退職した(クビになった)のでそれにまつわるエントリも書きたいのですが、ハッカソンに参加したので記憶が鮮明なうちに書きます。

ハッタツソンとはなんぞや

ハッタツソン2019 公式サイト

発達障害には様々な種類がありその種類の特性によって様々な課題があります。本イベントではそんな発達障害の特性が持つ課題をテクノロジーでどう解決できるか?を発達障害当事者・エンジニア・デザイナー・プランナーでチームを組み実際にwebサービスやアプリケーションなどといったプロダクトを開発していくハッカソン形式で行うイベントです。 ※ハッカソンとはテーマにそって短期間でプログラムの開発やサービスの考案などをする催しのことです。

参加者の中からチームに分かれて、時間内にプロダクトを作ります。今回は「発達障害に特性が持つ課題を解決する」なので、チームに当事者の方がいらっしゃるのが特徴です。

私は当事者ではあるのですけれども デザイナー で参加しましたので、本稿はデザイナー視点で書きたいと思います。当事者視点はnoteの発達障害マガジンに書こうかと思います。(記事が上がったらリンクします)

Day1 発達障害について学ぶ・アイデアソン

当事者の方がアイデアをたくさん持ってきてくださったので、ホワイトボード無双 をして会議を牛耳っておりました。年寄りは鬼だぜ!
これは数々のアイデアの中から「推しアイデア」を出していってその中から課題を抽出するということをやりました。

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「時間管理」「体調管理」などの課題が多く上がり、「自己把握がなかなかむずかしい」という話になり、大まかな方向性を出しました。実際にワイヤーフレーム(UIはノウハウがないのでこの言い方でお許しを)起こして、ホワイトボードで画面遷移をざっくり考えていくのですが、段々と「?????」となってしまい、もう一度当事者とエンジニアに意見を求め、話し合い。

こうして、毎日自分の状態を3択で記録し、機械学習を使って今日の状態を予測してダッシュボードに表示させるWebアプリを作ることになりました。

Day2 もくもく開発

エンジニアさんは開発を始め、私は画面デザインをいそいそと作り始めます。当事者の方もお手伝いいただきました。参考になるアプリを探してきてもらったり、元?デザイナーさんがいらしたのでロゴ制作をお願いしたりしました。

こんな感じです。男女問わず安心感を与えるみどり色をベースに、視認性が必要なところはある程度しっかりコントラストをつけました。細かい文字やかたちの判別が苦手な人もいるかと思いまして。

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まだまだ詰めたいところですがマストで必要な画面をつくる!ことにしました。

Day3 発表

企画意図の話・デザインと簡単な使い方の話・デモ

プレゼンは10分の尺でしたが、私が喋りすぎたため、デモがザックリになってしまいました。でも、あれですよ、機械学習による予測のデモがあの短時間でできてしまうなんてすーごいことですよ!

最優秀には至らなかったものの「可能性をクリエイトするで賞」をいただきました!賞状を全チームに渡してくれるってなんかいいなあ。

よかったこと

茶鏡さん2回目のハッカソンでしたが、今回チームのメンバーにすごく恵まれました。お互い意見し、耳を傾けてくれる方々でした。

そしてメンバーそれぞれのできることを全力でやれたんじゃないかと思います。StartupWeekendの記事を書いたときに言われたのが、「短時間で、知らんかったもの同士でプロダクトをつくるなかで、仲間割れもせず、しかも自分のできることが必要とされることは幸せなことだ」ということです。

あと、途中で調子が悪くなって手が止まってしまった(下記の反省点参照)んですが、「体調を優先して!」と声をかけて助けてもらったりしたのはハッタツソンならではだなと感じました。

チラッチラッと聞いていましたが機械学習とWebアプリケーションというカテゴリの違う技術をドッキングする議論がわからんなりに聞けたのもよかった…。

反省点

まず、会議を牛耳りすぎて言いたいことが言いにくい状態を作ってしまったことです。会議の後で自分がわからんくなって聞くて、、、これによって言いたくても言えなかったことを引き出しましたが、人によっては怒り出すんじゃないかと。

デザインするときに「どこまでをいつまでにやるか」を共有・確認しなかったのも失敗でした。見通しが立てられず、自爆してしまい手が止まりパニック状態に陥りました。

会議にしてもデザイン制作にしても、あとプレゼンで喋りすぎたのも、見通しを立てるということを怠ったために起こった事故なので、これは克服すべき課題ですね。

全体の感想

もっと殺伐としたハッカソンを想像していたのですが、とても温かい雰囲気で、懇親会もっと長かったら別のチームの方と繋がれたのではと思いました。(いや、時間じゃなく、コミュ障も大いにある)
主催者、参加者(おもに当事者)の、テーマでもある「発達障害」に対する問題意識が高く、建設的な方が多かったのではないかと思います。

ハッタツソンを知ったのが4月の頭で、参加をためらっていたらツイッターで声をかけていただいたのも大きかったです!

では!

当事者視点編近日noteで公開!よかったら読んでください!