コミュニティに参加するとき、ちょっと考えたいこと
この記事で言う「コミュニティ」というのは、いわゆるIT勉強会やなんらかの活動コミュニティだけではなく、友達同士の集まりだったり、「お店」も含まれていたりします。
先日、メイドカフェのあるメイドさんのブログを読んで考えさせられることがありました。
ブログにリンクはるのもちょっとあれなので要旨だけここに記しますと、
- (お客さんの)自己満足だけじゃダメなのでは?
- 特別扱いとか、過剰に求めすぎていない?
- キャスト(スタッフ)もお客さんも、笑顔で幸せに過ごせる空間を作る努力をすべき、まだまだ足りない
- お互いに思いやりや努力があってこそ、いいお店になる
う〜〜ん。これは仕掛ける側の意見なのですが、参加する側としては??
例えば、私はこのメイドカフェに、いま参加しているコミュニティに対してどんな努力ができる?と考えてしまいました。
関わる人全員、場作りに参加している。そういう意識を持てば、そのコミュニティはもっとよくなる。
とはいえ、そこでどんな過ごし方をして、どのような役割をまっとうするかは、あくまで、各々の選択であり責任でもあります。
受け身で、自己満足にすぎない過ごし方の人を否定するのもちょっと違いますが、もっと与えてほしい、例えば不満があるからなんとかしてほしい、とただただ要求するのは傲慢。
反対に、積極的に、コミュニティに直接貢献している人がいます。
お店の場合だと、最もシンプルなのは「お金を落とす」こと。それ以外にも「時間と労力、知見を提供する」ことも入ります。
たくさん貢献しているからと言って、自分は特別だとか考えてはなりません。
また直接的な貢献が難しい場合はどうすればいいのでしょうか。
どんな関わりがしたい?
このコミュニティはなんのためにあるの?
どんなコミュニティであってほしい?
こういうイメージがないと、空回りして、自己満足に過ぎない、結局何にもしてない結果になってしまいます。
自分の行動がコミュニティにどのように作用するか、これについて責任を持って考えてから行動しないと、反感を買ったりして、幸せにはならないのです。私もそういう経験が何度もあります。
反対に、イメージがあれば、新たな貢献のきっかけが生まれるかもしれません。
イメージすることは、そのコミュニティを大切に思うなら、誰にでもできるはず。
それぞれ、認識や気持ちの食い違いがあって、ときに対立することも、あります。人間ですから。だからこそメイドさんの言う通り、お互い思いやりや努力が必要なのです。
特別扱いというよりは、コミュニティにとって大切な存在になりたいならば、まず自分の中でも、コミュニティと、そこに関わる人の立場や役割、気持ちを大切に思うこと。とくにお店のお客さんにとっては「知らんがな」という話になりますが、好きなら、ほんとうにちょっとでもいいから、踏み込んで考えてみたい。
それが、貢献するとまではいかなくても、良い場作りにつながります。
メイドさんの言いたいこととは違うかもしれませんが、私も好きなお店やコミュニティに対しては、ちょっとだけでも考えて、大切に参加したいなと思ったのでした。まる!