茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

TECH::CAMPに入学しよう!とお考えの方へ

はじめに

「人生を変える1ヶ月」と標榜するプログラミングスクール、「TECH::CAMP」に、2017年の3/2〜3/末に、梅田の教室に通いました。

Web制作の仕事をしていたのですが、フロントエンドは少し知っているけれどサーバーサイドの知識はゼロ、ということに危機感を覚えたのが入学の動機です。

決して安くない学費の前にためらわれる方もいらっしゃると思います。この記事ではどんなスクールなのかをご紹介したいと思います。スクールを選ぶ一助になれば幸いです。

1ヶ月のWebアプリケーションコースについてご紹介します。
なお、私の体験に基づくものです。ニートで学習時間がガッツリ割ける状態でしたので、そのあたりも頭にいれておいてください。

もくじ

○○の方へ、と書いておりますが通しで読んでいただけると幸いです。

  • スクールを探している方へ
  • TECH::CAMPに行こう!と決めた方へ
  • さかがみさん、どうだったの?

スクールを探している方へ

カリキュラムがすべて

TECH::CAMPの学習の進め方は、カリキュラムを読み進めながら作業をし、時々問題を解いていく。

ですので、メンターに質問する時間が限られていることを除けば、いつでも、ネット環境があれば好きなところで、好きなペースで学習できます。

ただし後述のメンターのことなどを読んでいただくと分かる通り「カリキュラムがすべて」です。

カリキュラムはとてもわかりやすいです。動画で教えてくれるのもあります。
ただし受講期間が終わったらカリキュラムが閲覧できなくなる鬼仕様です。

途中、市販の参考書などを読むと、カリキュラムと異なる知識が書いてあって、余計混乱してしまう可能性があります。もし独学でRubyをかじられたならば、一旦水に流してもう一回覚えるつもりで挑むと良いかと思います。

Webサービスを作りながらRailsを覚えるスタイル

最終的な目標が「自分でオリジナルのWebサービスをつくる」です。※

Ruby、HTMLとCSSの基礎をさらっと勉強して、Railsの勉強に入ったら、いきなりTwitterのようなWebサービスを作り上げます。いくつかあるRails課題のほとんどがそれです。見た目の部分はあらかじめ用意されているのでRailsに集中できます。

プログラミングの考え方を覚えるというよりはWebサービスのレシピを通して作り方を覚えます。

※もちろんそれは必須ではなく発展課題も用意されています。

メンターはRubyRailsに精通してないっぽい?

TECH::CAMPのサイトにメンター紹介が載っていますが、若いお兄さんお姉さんです。親切でやさしく教えてくれます。

ただ、カリキュラムから外れるような質問はしにくいです。調べたりしてくれますが、「〜だと思います」と。
ドリルのコードレビューのお願いをしたら「カリキュラムの答えは見られましたか?」から始まりました。そんな感じです。

ずぶの素人には覚悟が要ります

小さいプログラムをこつこつ実装していくのではない学習スタイルのせいか、プログラミングをほんのちょっとだけ知っている私も置いてけぼりくらいました。

プログラミング未経験だと、「アイデアがあってこんなサービス作りたい!」という気概と、それなりに学習にかけられる時間が必要だと思います。

学びへの考え方次第ですが、プログラミングを覚えるのは、作りたいものがあると言うのが一番早いです。そうした意味では、TECH::CAMPのカリキュラムは理にかなっています。

TECH::CAMPに行こう!と決めた方へ

カリキュラムは事前に見ておこう

入学の2週間前からカリキュラムが閲覧できます。(質問は不可)

実は、第一目標である基本カリキュラムは、ある程度これで学習を進めていけます。わからなくなったら質問をためておいてメンターに相談する作戦で。

私はこれをやらず2週間放置したのでめっちゃ後悔してます。

ちょっとでもいいからかじっておこう

学習に割ける時間がたくさんあっても、プログラミング自体が全くの初めてだとかなりきついと思います。

ドットインストールなどの無料で学習できるサービスで、HTML/CSS/JSをかじっておくと良いかもしれません。HTML/CSS/JSはWebサービスづくりと関係しています。あと後述のGitもぜひやってみてほしいです。

私はフロントエンドのことは、それとなく知っていたのでHTMLの課題はすっ飛ばし気味にやりました。

メモ取り必須、そしてGitのすすめ

カリキュラムは学習が終わると閲覧できなくなるので、メモ取りは必須です。私はMarkdownと手書きと2通りのメモのとり方をしていました。コードはMarkdownが楽だけど図は手書きのほうがいいです。課題もそうですが環境構築も必ずメモを取ってください!

それと、Gitをあらかじめ勉強して活用してほしいです。
学習終了後には完成したソースコードしか残りません。どんな作業をして、どんなコードを書いたのかを残しておくのに、とても有用です。難解ですが、カリキュラムの中にもGitの使い方があるのでさわりだけで良いです。

まあまあ孤独。計画的に学習を進めよう

ブレイクタイムと呼ばれる休憩時間がなくなっていて、メンターや他の受講生との交流の機会がなかったので、まあまあ孤独です。

最初の目標は、基本カリキュラムの進捗を100%にすることですが、その後の目標は自分で決めなければいけません。それをメンターに相談するのも手だと思います。

私がそうだったのですが、目標がないと、どんどんだれてしまいます。

さかがみさん、どうだったの?

ちょっと合わなかった

最初の2週間は毎日教室に行く勢いでやるぞ~だったのですが、2週間で目標を失って中だるみしてしまい、毎日ではなく休み休み学習をすすめる感じになってしまいました。

メンターへの質問をうまく整理するのが大変であまり活用できず、挙句、最後、難しい課題をスパートかけて進めたら、わからんのスパイラルにはまってしまい、そのまま終わってしまいました…。

それでも、得るものはたくさんありました。詳しくは後日掲載予定の振り返り編で!

今後の目標!

技術書読めるようになる

参考書を買ったのでこれを読みつつ理解を深めていきたいです。

たのしいRuby 第5版

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RubyRailsの勉強会の経験はRails Girlsしかございません。

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Rubyの勉強会は敷居が高そうです。まずは超初心者向けの勉強会をさがしてみます。