自分のコンセプト、を持ってみる(夜中の考え事)
はじめに
絶賛ニートです。元気にしております。
今、某スクールで一生懸命かつマイペースにプログラミング(RubyとRails)を勉強しております。
で、この後どうするの?
スキル身につけてやりたいことは具体的に何?という疑問にぶち当たりました。
これってなにかに似ているなあと思ったら、デザインスクールの課題を持って就職活動していたときなんですね。箸にも棒にもかからなかったわけですが。
「(未経験で)グラフィックデザイナーになりたいんです」
「で、ウチで何がやりたいの?」
「やりたいこと」ってあるの?
この会社(または場所)で働きたい明確な動機、具体的な「やりたいこと」を持っている人は強いです。ここで、自分がどのようにコミットできるかとうビジョンが描けているのですから。
なかなかそういう会社に出会うか?といえばそうではないかと思います。
さらに「仕事=自己実現」ではないことだってあります。この話は、ほぼ日の記事に譲ります。
ほぼ日 おとなの小論文教室「Lesson815 就活の「やりたいこと」とは?」
自分のコンセプト
会社としてどうありたいか、現場の要求、お給料、福利厚生、そのあたりと自分とを比較して、すりあわせていくのが採用選考のシーンであるはずです。
「やりたいこと」が見当たらなければ、まずは会社とすりあわせる対象である自分……「自分のコンセプト」 を持ちたいと思ったわけです。
- 今までにどんな実績があるか
- どんな思いや心がけで取り組んできた・取り組んでいきたいか
- どんな人と働きたいか
- 誰のために働きたいか
- どんな働き方がしたいか
- お給料はいくら欲しいか
- 身につけたいスキルは何か
- 自分にできることはなにか
- 今後どんな自分になりたいか
これらをこねくり回して、自分の軸を作り上げる。
3行ぐらいの言葉にまとまれば、ものすごく強くなれそうです。
人によってこのリストの内容と優先順位は違いますし、これはいやだでもかまわないです。(否定ばかりではものは生まれませんが、消去法という選択法も存在する)お金やパッションが大事という人・会社もあるかと思います。
私の場合
リスト内の太字は個人的に大切にしたいところです。太字を中心にお話してみます。
「できること」については、今の自分(デザイン会社でコーダーをやってきた)は仕事をしていく上で、「やりたい」よりも「これやったらできる」を選択して取り組んできたからです。「できること」は、会社にどのような貢献ができるかに直結します。
「今後どんな自分になりたいか」は、例えば私に当てはめると「HTMLコーダー」の求人に応募したらコーディングはできて当たり前です。そこでプラスアルファの価値をつけるのに「できること」だけでは足りない場合、自分なりのコーダー像、つまりこれから身につけたいスキルや、どんな恊働のしかたができる・したいかなどを持つ必要があります。例えば「デザイナー、開発者と両方話ができるコーダー」とか、「コーディングを作業から技術に昇華したい」とか。
これは、他の要件と複合的に考えて出てくるものでしょう。
まとめ(?)
必ずしも「やりたいこと」がなくても、働くところに求めることと、自分に何ができてどうありたいかを考えていくと、「コンセプト」が見えてくる。働くところに求めることよりも、自分自身を見つめるほうがずっと難しいし、しんどいです。
「コンセプト」をもって、それをもとに仕事探してみると、ミスマッチも防げるどころか、もしかしたら考えもしなかったお仕事に出会えるかもしれません。
以上、夜中の考え事でございました!
やや甘っちょろいですが、勘弁して下さい。
おまけ
いま、採用面接の場では私がもっとも聞きたいのはこの質問です。
「御社では○○(職種名)にどういったことを要求しますか?」
求人に書いてあるやんという話ですが、掘り出して聞いてみたいのです。 なぜなら私が前職で後釜を探す際これ求人情報と違うやろ案件にでくわしたから