ぼっちWeb担当が案件でミスやらかした際、Gitにちょっと助けられました。
大型案件でさらなる暗中模索の日々が続いておりますが、クライアント様のサイトに不具合発覚で、どうしょうもなく傷心…。あとまだペナルティー聞いてません…。
ミスはよくありません。ダメ絶対。
が、この件でGitがあってよかった〜と思ったことがありました。
「Git?? ぼっちだしやってることサイト更新だしいらないよね〜」とか、「プログラムよくわからん!できればさわりたくないけど、さわらないと…!」な方へ、失敗談から、バージョン管理取り入れると、いいよ!をお伝えしてみようかと。
Web専業さんとか開発者さんには常識かもしれません、わたくし是非御社の賢いやり方を知りたく存じます…。
もくじ
- 罪状
- わたしの状態
- この件でGitに助けられたこと
- 教訓
罪状
クライアント様のサイトに設置されている、某プログラム(前任の制作会社が制作)を、ゴニョゴニョした結果、長期間にわたり動作していなかった。
原因はTypoで、自社環境でテスト後、本環境への移行でミスしました。
わたしの状態
- ぼっちGit (社内の他のスタッフはGitどころかHTMLの知識なし)
- Gitはローカルのみで使用 (リモートリポジトリはたてていません)
- サイトは静的サイトで、更新や新規コンテンツ制作の管理にGitを使っていました。
ぼっちだし、今時あれですが静的サイトでなぜGit、を申し上げますと、
たとえば、更新や新規コンテンツA、B、Cと並行ですすんで、
- Aはずっとベンディング、BとC更新だけ先アップ
- ABC以外で差し込みで更新作業が入る
- 先祖返り
とかができるようにとするためです。それでもコンフリクトしまくってえらいこっちゃとなるんですが。
この件でGitに助けられたこと
ミスをした時、まず経緯を洗い出し、お客様に時間軸で説明する必要があります。
何月何日、どんな作業をしていて、どのタイミングで、どこを間違えたか速攻わかりました。
お恥ずかしながら日報つけたりタスク管理をしておらず…記憶を頼るしかない!のが、コミットログをたどることですぐわかりました。 masterへ統合をもって本公開としていたので、公開日もわかります。
またコーディング作業は全部トラッキングしてますというのは、お客様にとってちょっとは安心材料になるかもしれません。
今回、SourceTree にも助けられました。
普段Gitはターミナルで操作していますが、手がすぐにgitkと打ち込むのでね…
※ターミナル使用の理由は、コマンドに慣れたいのと、トラブルががあったとき答えにたどり着きやすいからです。
GUIツールのいいところは、上で書いたコミットログをたどる作業も直感的にでき、差分をわかりやす〜く表示してくれるので、間違いを自分にも他の方にも図解で説明できました。
教訓
になってるのかどうかですが。
ログとり大事
本環境に移行してからのテストや、効果測定は大事。
そしてログ取りもすごい大事です。メールの履歴やGoogle Analyticsなどわかることは全てお客様に出しました。
作業を「やってから」でもいいので、何をしたかを書き出すようにしよう…!
ひとりダブルチェック
これはSourceTreeの話なのですが、差分がわかりやすいのは、ひとりダブルチェックができそうだと思いました。2時間後のわたし!変更箇所チェックたのむ!など。
爆弾の線を切るようにプログラムをいじるわたしとしては、どこをさわったかわからなくなったりするので大変助かります。(その状態でコミットするなよ…)