茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

英国発、スポーツファンのためのSNS「Sportlobster」のあたらしさ

「世界中のスポーツファンのためのワンストップショップ」を掲げ、スポーツファンのためのSNSSportlobster」について、テキトーな解釈で紹介してみます。使い方や愉しみ方については言及しません。そもそも英語とスポーツがよくわからんので。なんで登録したんや…。

Sportlobsterは、2013年に英国でローンチされ、最近メジャーアップデートがかかりアプリもAndroid版もリリースされました。

創設者のアンディ・ミクル氏曰く「テニスが好き、チェルシーFCが好き、ハミルトンが好き、全ての体験をカバーすることができる

まずはこちらのトレイラー動画をご覧くださいませ。

この動画の最後に登場する男性が、2013年までF1で活動していたレーシングドライバーマーク・ウェバー
Twitter調べでは、一時期ガンガン投稿されていて、しかもこうして公式、しかもトレイラー動画に登場ってなんでかしらと調べてみたら、出資されてました!

スターのお金の使い方でスタートアップに投資って今風でカッコいい。

もくじ

  • サービスについてざっくり
  • ユーザーもジャーナリスト
  • 今後きっとおもしろくなる??
  • 参考資料(記事ソースリンク)

サービスについてざっくり

☆4/30追記:アプリの説明が冗長だったので削りました。

UIや使い方はFacebookとよく似ています。というか、開くと最初にニュースフィードが出るところから、ほとんど同じ。フォロー関係や、トレンド記事があるところはTwitterに近いです。

私はF1ドライバーやジャーナリストをフォローしてROMっております。2次元キャラアイコンの、英語が話せない怪しい日本人が、一般人に絡んでもドン引きされるでしょ。

ユーザーができる活動

ユーザーができる活動を、わたしの貧相極まりないプロフィール画面を使ってざっくり紹介します。

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  1. 名前やカバー画像 :有名人には公認アカウントが与えられます。
  2. Fanzone:好きな種目、選手、チーム
  3. 投稿など、活動一覧
  4. Blog :後述しますが、投稿は、「Post」と「Blog」に分かれています。Blogを投稿すると「いいね」数などに応じてポイントが貰えます。
  5. 予想 :左から予想数、的中率、ポイント。

ニュースチェックなど

  • 公式ニュース
  • マイカレンダー :Fanzoneの試合日程がわかります。次のグランプリいつだっけ。
  • 試合結果 :「本日の試合結果」を日別に見ることができます。

ユーザーもジャーナリスト

「自分たちで発信するメディア」をつくるということだけでも「犬の写真ばっかりでうんざりするスポーツファンにFacebookに代わる場所を与える」ということだけではないと、わたしは考えます。

このサービスで、おもしろいのは「世界中のスポーツファンのためのワンストップショップ」というだけあって、運営がコンテンツを発信しているところです。
試合結果やニュースを配信しているところも然り、Youtubeのチャンネルは「Sportlobster TV」と位置づけられ、元スター選手を呼んで引退後のキャリアのについて対談したりなど番組が毎週更新されております。またプレミアリーグのキャンペーンのためにPR会社と提携されたとのこと。

ユーザーが発信する投稿が、「Post」(通常の投稿)と「Blog」(長文の投稿……ニュースに近いかも)に分けられています。つまり、つぶやきとかヤジと、レポートや考察と、明確に役割分担されているのです。考察を書くことは、Facebookでもできると思いますが、いいね!が稼げるのは間違いなくヤジです。書く方も読む方も簡単、気持ちに訴えかけるからです。これって本来はおかしいです。考えたことを自分なりに書いて、友達に発表したいのに、それがうまくリーチできない。

Sportlobsterはこんな経験から、地元・ドバイを飛び出して始められたそうな…

実家でジョコビッチセルビアのテニス選手)についてのブログに出会いました。 そこには優れた記事とその下に何百ものコメントがあり、寄稿者からの本当の情熱を感じられるでしょう。 私は唯一のチャンスでこの良ブログをみつけたんだと考え、質の高いコンテンツを探している何百万もの人々がいるのに、自分のブログに人々を引き付けるにはすべてのインターネット上を横断しなければならないことを理解しました。 私は、いかにバラバラであるかを認識したスポーツファンのオンライン体験を、パズルのようにつなぎ合わせることをはじめました。

この記事Google翻訳を元に、適当に意訳しています。

ユーザーもファン同士でわいわいするだけでなく、企画でもりあがるだけでなく、自分の考えを発信してもらい、考えの連鎖を生み出して欲しい。

わたしのプロフィール画面でお解りの通り、ユーザーは、ブログと予想の「ポイント」によって発信力が可視化されています。ランキングもあります。
中の人や本業のジャーナリストだけでなく、ユーザーもこのサービス内ではひとりのジャーナリスト。ポイントの高いユーザーは引き抜かれるかもね!超当たる予想屋とか。

そういう意識で作られたSNSは、スポーツにかぎらず、なかなかないなぁと思います。
日本の記事だけどこのへんで紹介されているの今流行のクローズドだったりフィーリングでつながったりとはまた違って、オープンな方を向いています。

今後たのしみ??

昨年、5年後200万ユーザーに到達したいと話してますが、最近のメルマガによると「500,000 users - Half a million and counting!」と。すごい。

コンテンツ主体、クオリティコントロールなど、他のSNS以上に運営に依存する部分が大きく、今後を見守る感じです。いまは予想のスレッド建てたりFanzoneの追加がユーザーでできなかったり。だいぶ、サッカーよりになってる感じです。モタスポでNASCARはあるのに出資したウェバーが活動しているWECがないて。。。

広告が見当たらないけどマネタイズは?!……短絡的ですが、プレミアム会員でしょうか。スレッド建てられたり、イベントに参加できたり、試合の専用シートが当たる権利がもらえたりするのかもと、妄想はかどりますね。オフラインや他メディアの広告とのタイアップも考えられる。

F1ファン的には、最近、ルイス・ハミルトンも参加されました。本物かなぁと様子見してたのですが、今日見たら公認アカウントが与えられていました!あ、犬の写真Postしてました!

参考資料

海外ネタですし、記事の信頼性が気になる方のために、参考にした記事をリストアップします。

タダのファン心理と浅い知見で書きましたが、もっと現地のスポーツのことや最近のSNSの傾向について調べておけば、もっといい記事が書けたかもしれません。
いつも英語はわからんなりに適当に読むのですが、記事の執筆にあたってはさすがにGoogle翻訳の力を借りました。