茶鏡のブログ

駆け出しのWebデザイナーが文句ばっかりぐちぐちぐちぐち言う日記です。

Firefox OSをおさわりしてきたよ。

みんなでおさわりFirefox OS」ワークショップに参加してきました。
たいしたことができないデザイナーの目線で、感想をじゃじゃっと書きます。
(おもに、FirefoxOSのおどろきと、初めて体験したハッカソンの感想)

FirefoxといえばWebブラウザですが、Firefox OSとは、Firefoxと同じくMozillaのプロジェクトの1つで、スマートフォンのOS。

iPhoneだからとか、プラットフォームに依存しない、Web標準の技術(HTML5など)でアプリどころかOSまでさわれてしまう「Webがおーえす!」の精神に惹かれて、「Boot 2 Gecko」と呼ばれていたときから興味を持っていました。
あと、私はFirefox信者なのです。

こちらの写真は、参加者の方が連れてきた、Firefoxのキャラ、フォクすけ
フォクすけ、かわいい。

東京の会場と中継で繋いで、前半はFirefox OSについての授業、後半はチームにわかれ実際にアプリを作ってみるハッカソン。たんまりと用意されたおやつを横目にレクチャーを聞き、設定ファイルを書いて、HTMLを書いて、ほりこむと、コレでスマホアプリの完成…!!OSのUIもHTMLで書かれていて、起動画面を変えるのも簡単。ビックリしますよ。

先日登場した噂の実機や、参加者の方が連れてきたフォクすけを愛でつつ、後半ハッカソン。OS触る組とアプリ作る組数チームに別れ。私のチームは、CSS3アニメを使って顔写真がワッ!となる一発芸アプリを作りました。ハッカソンなんてやったことないしオラなにができるんや…ガクガク…と、何をしてたかというと、Photoshopで顔写真をゴリゴリ分解しておりました。(一応得意技!)

約2時間弱で制作物を東京の会場と一緒に発表。OSの日本語化を試したり、Googleに計算させる電卓、ギャラリー(カメラロール)を触ったり、電源のあるなしをエヴァ風に表示させたり。自チームのも一発芸に相応しい反応を頂きました!ご尊顔を拝借した某氏は泣いておられましたが…。

ハッカソンは短時間で、作りたいものを、それぞれの持っている知識をなんとかして結集させて作るのが楽しいです。「ここまでできて、これからはこんなことをしていきたい」というのが新鮮。ここでおわり、じゃなくて広げる精神が当たり前なところが。参加者のツイートに「デザイナーはすごい、完成度が一気に上がる」というのがあって、役割を再認識してゾッとした…。ハッカソンにおけるデザイナーとエンジニアの化学反応を表しています。私としてはどちらもすごいです!

改めて、HP(あえてその呼び名)制作と、アプリ開発の境界はなくなってきているなあと。技術そのものがそちらに進むなら、いろいろな人のアイデアを形にしたり、コラボしやすくなります。その分個々の想像力を鍛えることが課題。Firefox OSスマホOSにまでその可能性を広げていて、その魅力が、開発者だけでなくエンドユーザーにもうまく伝えられたら良いなあ。
携帯の起動画面をシェリルにできるなんて新しすぎるので、その方面からですね。

このハッカソンも、根性試しで参加したのですが、Webを取り巻くこの状況で、自分にできることは?と、考えさせられます。